データ修正の是非
改竄とバランス調整 いつの時点でするべきか inouekariさん
まず最初に一言。
データ改竄やダイス目操作はシステムに依存してはいない。
「演出志向のシステム」でもガチバトルは行えるし、
「演出志向以外のシステム」でもデータ改竄やダイス目操作は行われている。
八百長臭さを感じることにシステムは関係ない。
PCが全滅しそうになると、ボスが弱体化とか、「○○? ああ、その能力も持っていたことにするか」とか、そういうのはシステムとは関係ない。
そのGMに依存しているものである。
ところで「GMのデータ改竄やダイス操作を認める」人たちに、質問したいことがあります。 「GMのデータ改竄やダイス操作を認める」人たちは、PCのデータ改竄を認めるでしょうか。 また、PLのダイスの操作を認めるでしょうか。
GM、PL双方のデータ改竄やダイス目操作は「その場のみんな(セッション参加者全体)を盛り上げる為」*1に「こっそりと」*2行うならば、賛成。
逆にいうと、上記が守れないなら、GM、PL双方共に行うことには反対。
GMのリソースは無限*3で、クローズ*4である。
→「その場のみんな(セッション参加者全体)を盛り上げる為」に「こっそりと」行える。
PLのリソースは有限*5でオープン*6である。
→「その場のみんな(セッション参加者全体)を盛り上げる為」に「こっそりと」行えない。
戦闘中にデータ改竄が起こると萎えるという話。
GMの表情から心情の変化を読み取る、または、後でデータを全部公開してもらうことを除いて、この3つをPLの視点から区別することはほぼ不可能だ。
しかし、1つ目を除いて他の2つはデータ改竄ではない。
萎えた原因はデータ改竄ではなく、八百長臭く感じたこととかそういうものの可能性もあるのではないだろうか?
「八百長臭さを感じる」ことと「データ改竄やダイス目操作が行われた」ことは
必要十分条件ではないにも関わらず、まるで必要十分条件であるかのように議論されていると感じる。