ソードワールドリプレイSWチルドレンシリーズ1〜3話

メン簿スレで行われているSWチルドレンシリーズの1〜3話を掲載しました。
ファイル分割されているので圧縮ファイルでの掲載となります。
また、持ち回りでGMをされている様ですがお名前が分からないので、メン簿スレ17-598氏をGM名に記載しております。

第一話事前情報

皆さんの住む町「ラノン」はアノスの北、有名な“巨人像”よりさらに北にあります
4mほどの石垣でぐるりと囲んだ人口800ほどの中規模な町で、グロザロム山脈に近く山から降りる風が早くも冬の匂いを運んできています

この町の歴史は浅く、今から30年ほど前に“剣士ラノン”とその仲間の冒険者達がコノ一帯の怪物達を駆逐して命を賭して切り取り広げられた町です。

現在の領主はそのときの冒険者の血筋にあたる事もあり“英雄の町”とも呼ばれています

また町の中心には、その攻防の中発見された“月光の雫”と言われる環状列石があり
秋の一番美しい満月の昇る時、遺跡が淡く光りを放つという物があります

丁度それが収穫祭の時期にあたる事もあり、英雄と大地母神に感謝し
と住人総出で祝うのです

祭りは5日間続き、その〆に皆さんが参加する(はず)の成人の儀式が予定されています

ちなみに、ラノンの特産品はグロザロム山脈からの清らかな水と
町の郊外で栽培された果実から作った果実酒で

今年は中々の出来ということもあり、山からドワーフの一団が買出しに来ていたり
祭りの気配を察知したのか草原の国ミラルゴから来たと思われる
グラスランナーの一団がやってきて居たりします

第二話今回予告

成人の儀式を経て晴れて大人とみなされたPC達。
そんなPC達に、早速仕事が課せられる。
リザードマンたちとの戦いに備えた疎開地の整備に出掛ける大工達の護衛だ。
訪れた地での二つの出会いと、遠くに聞こえた恐ろしげな咆哮。
この地でPC達にどんな冒険が待っているのだろうか!

第三話今回予告

疎開村にも新年が訪れ、新年の祝いの祭りが行われることになった。

古の昔、新年の訪れのごと、エルフ王と精霊達は人間の国を訪れ祝福を授けた(GMが勝手に設定)。
その故事にちなんで、今でも一部の地域では、この祝福の儀を模した祭りをするのである。
前年成人したばかりの青年たちが、エルフ王や精霊、人間の王や家臣に扮して、めでたい儀式を上演し……奉納する。
不思議なことに、お祭りののちには、忽然と村に一本の新しい植物の苗木が届けられるのだ。
人々はこれを、妖精が届けてくれるものだという。
そしてこの苗木を植えることで、今年の畑仕事も始まり、豊かな実りが約束されるのだった。

しかし、そんなめでたい儀式の最中、事件が起こる!
乗り手なしに疾走する不気味な獣!響き渡る甲高い悲鳴!
そして、新年を祝い、豊作を約束してくれるはずの苗木が奪い去られてしまった!
冒険者たちは見事、謎の略奪者たちによって持ち去られた苗木を取り戻し、
新年の祝福を取り戻すことが出来るであろうか?

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