D&D3.5e→PFでの変更点・種族

種族

3.5eでは、種族は殆ど合計値±0*1だったものが、合計値+2に変更。

ドワーフ

能力修正
 【耐】+2、【魅】-2→【耐】+2、【判】+2、【魅】-2
種族的特徴
 武器精通:ドワーヴン・ウォーアックス及びドワーブン・アーグロシュを軍用武器として扱う→バトルアクス、ヘヴィー・ピック及びウォーハンマーに《習熟》し、かつドワーヴン・ウォーアックス及びドワーブン・アーグロシュを軍用武器として扱う*2

エルフ

能力修正
 【敏】+2、【耐】-2→【敏】+2、【耐】-2、【知】+2
種族的特徴
 秘密の扉や隠し扉に対して自動で〈捜索〉→削除
 −→呪文抵抗を打ち破る為の術者レベル判定に+2
 −→マジックアイテム鑑定の為の〈呪文学〉判定に+2
 −→“エルヴン”と冠する名のついた如何なる武器を軍用武器として扱う

ノーム

能力修正
 【筋】-2、【耐】+2→【筋】-2、【耐】+2、【魅】+2
種族的特徴
 −→疑似呪文能力の術者レベルがキャラクターのレベルに応じて上昇

ハーフエルフ

能力修正
 −→どれか1つ+2
種族的特徴
 −→適正クラスを2つ指定できる
 〈交渉〉と〈情報収集〉に +2→《技能熟練》

ハーフオーク

能力修正
 【筋】+2、【知】-2、【魅】-2→どれか1つ+2
種族的特徴
 −→〈威圧〉判定に+2
 −→1日1回、HPが0未満になっても、1ラウンドの間、満身創痍状態として行動することが出来る
 −→グレートアックスとファルシオンに対して《習熟》し、“オーク”と冠する名のついた如何なる武器を軍用武器として扱う

ハーフリング

能力修正
 【筋力】-2、【敏】+2→【筋力】-2、【敏】+2、【魅力】+2
種族的特徴
 スリング及び投擲武器の攻撃ロールに+1→スリングに対して《習熟》し、“ハーフリング”と冠する名のついた如何なる武器を軍用武器として扱う
 [恐怖]に対するセーヴィング・スローに+1→[恐怖]に対する全てのセーヴィング・スローに+3(下記修正も適用済)
 −→全てのセーヴィング・スローに+1
 〈聞き耳〉、〈隠れ身〉、〈忍び足〉、〈跳躍〉判定に+2→〈知覚〉、〈軽業〉、〈登攀〉判定に+2*3

人間

能力修正
 −→どれか1つ+2
種族的特徴
 変更点なし

総評

ほぼ全ての種族が強化される中、唯一強化されていない人間…。
それもPFでは、2レベル毎に特技を得られる為、人間の数少ない種族的特徴の追加特技1つが霞む結果に…。
それにしてもハーフオークは“オーク”系の武器を軍用武器として扱えるのに、何故ハーフエルフは扱えないのだろうか…。

*1:ハーフ・オーク除く

*2:より正確には、“ドワーヴン”と冠する名のついた如何なる武器を軍用武器として扱う

*3:技能の統廃合の関係から、〈隠れ身〉、〈忍び足〉の修正を失い、〈軽業〉と〈登攀〉への修正を獲得した