なぜなぜなぜ?“セッション時間はなぜ延長されてしまうのか?” part.3

起こったことに対して、なぜ?なぜ?なぜ?と考えていき、次は起こらないようにするというもの。
前回のエントリ

具体的にどうすればいいのか?という次は起こらないようにする解決編


セッション時間の見積もりを厳しく見る
時間超過をしないための基本的なことにも関わらず、一番守られていないこと。
自分は下にある解決策をとっているために、起こらないものの、殆どのオンセ(今まで自分がPL、見学、記録参照したオンセ)では、自分の見積もりよりも少ない時間で募集しているGMがかなりいます。(参考例:オンセサイトやメン簿)
見積もりを甘くして予告する理由は、推測ですが、参加して欲しいために、短く御手頃な時間で募集するというのが理由だと思われます。
そして、そこから“セッションなんては伸びて当然でしょ?”という考えでお茶を濁そうという風習になっているようです。


これの解決策としては、自分の見積もった時間に何割か上乗せした時間を予告することです。
または、予定時間と最大延長時間を明言して予告することです。(参考例:メン簿スレの'emethさん等)


事前に準備できるもの(背景説明やシーンの説明文章、エネミーデータ等をしっかり準備しておく
自分自身のタイプが遅い、でもちゃんと演出したいというGMは、事前にしっかり準備しておきましょう。
これをするしないでかなり時間が変わります。
その理由として、GMが背景説明やマスターシーン等を描写している間は、PLは“待ち”になるためです。*1
“待ち”という無駄な時間を省いてより、他の部分*2に時間を割きましょう。


Excelスクリプトというツールを活用する
事前準備にも入りますが、テキストにエネミーデータを書いて計算するよりも、Excelに計算させた方が多くの種類のデータを計算する場合に速くなります。
データ管理に割く頭の容量が減れば、その分他の部分に割く容量が増えます。
PLからシーン要求などの突発の事態のためにも、データ管理の部分はツールに頼ることで負担を軽減しましょう。
同様にPCデータもExcel等で管理すれば、相手のリソース状態がすぐに分かるので役立つはずです。


セッションでやりたい事を絞る
あれもこれもと考えていると、セッションの規模が膨らみます。
また、ごった煮状態になると、そのセッションの特徴が揺らぐ場合があります。
そういう時は、本題をしっかりと決めて、無関係なシーンをカットするということもひとつの手です。
また、PLにシナリオテーマをぶっちゃけるというのもいいでしょう。
但し、この場合は、PLがメタプレイをしっかりとできる人であることが必須条件となりますので、ご注意を。

*1:掛け合いがあったりする場合もありますが、描写途中で割り込みをしないと考える人も多いです

*2:GMのやりたい演出