D&Dだけはガチ! 人を殺せるルールブック

 どこいっても自分1人が困ったちゃんなんだなぁ〜というヤバイ街道を驀進しているので、ぶらりとコンベンションへ。(キャンペーンのプレイヤー1つとキャンペーンのサブマスター1つ)


 ARA2卓、ALF1卓、D&D3.5e1卓といった状態で、じゃんけんで負けて、D&D3.5e卓へ。でも初心者でもOk、プレロールドキャラ(ARAのサンプルキャラクターみたいなもの)だったので、多分大丈夫だろうとその時は思っていました。
その時、あんなことが起こるなんて誰も予想していなかったのです。


 卓についてみると、DMと自分以外女性(2(♂)対4(♀))という「アリエナイ!!(アイシールド21のタキ風)」という状態、「ニンジャさん、dvampを助けてー」とかいっちゃいそうでした。
渡されたキャラはスパイクドチェーンという武器で敵を転倒させる戦士らしく、DMに本当に簡単に説明を受けてセッションへ(「〜といって殴ればいい」とかそういう程度)

 ミッションは、村の近くに洞窟が見つかって、そこからモンスター出てくるから退治して!っていう単純なもの。いざ依頼を受けて、洞窟に向かうことになったんだけど、途中で出てくるモンスターが、飛んでたり、大型だったり、四足歩行だったりする。
DMに質問すると、なぜか舌打ち(笑)されるので、隣の女性に聞いた情報によると、そいつらは転倒しないとのこと。
(周囲のPLはみんなサマリーを見せてくれたり、質問すると教えてくれる、親切な人達でした)
PCデータに完璧に対策とられるのは、現キャンペーンオンセで経験済みなので、あまり気しなかったですが(笑)


 ワンダリングモンスターも終わり、やっとダンジョンに到着。しかし、ダンジョンに入ってちょっとすると、左隣の女性がDMへ「このキャラでのテストプレイってされてるんですか?」といった内容の口論が始まります。


初心者+自キャラは戦士なので知らなかったんだけど(右隣の人に教えてもらった)、プレロールドキャラ全員に対して完璧な対策がされていたため、まだダンジョンに入ってすぐなのにヤバイとのこと。しかも、休憩するとワンダリング判定の頻度が上がるので休憩できない状態なのです。


 自分と自分に説明している人除くプレイヤーとDMの口論が続く中、「まぁD&Dだけはガチ!だし」と言った瞬間。
「てめえぇぇー」という声とともに、自分目掛けて、4冊のD&D3.5eのルールブックが飛んできたのです!!


その内の1冊はテーブルに。
残りの3冊のうち2冊は右隣の女性目掛けて。


といった状態。


ウォーリアの血に目覚めた私の必殺の《カバーリング》(笑)により、右隣の女性は無傷。
そして、私はかなりの打ち身。


ぶっちゃけ死ぬかと思いましたYo!
自分の発言のためとはいえ、おまいらやりすぎだYo!


その後、スタッフの手により投げた4人(その内1人はうちのDM)は会場からの退場処分。
うちの卓は自分が悶絶しているので、30分程休憩。
他の卓もプレイヤーが1人いなくなった対処で30分程休憩。


正直、スマンカッタという思いで一杯になりつつ。
やっぱり、自分はどこいっても困ったちゃんなんだなぁ〜という苦い思いを抱いた。
この時は。