怖いよ合コン怖いよ

 TRPGセッションが終わった後、知人から合コンに誘われる。
人数足りなくて困っているんだ、すぐに来てくれってことで、義理人情から行くことに*1
会場に到着するなり、
知人「おぉーっと、本日のメインディッシュが到着しました!!」とかいってんの。
どう考えても俺人数合わせじゃんだろと、御前いっぺん殴ったろかと思いつつ、苦笑いで席に着いた。
相手戦力を確認するとこれが凄いのなんのって、おまいさん。
眼鏡&クール系、清楚な大和撫子系、女王様系にその側近系とかなりヤバイ。
ってか正直いって帰りたくなった…。
とりあえず駆けつけ一杯を飲み、自己紹介の際にまたまた知人がやってくれた。
知人「こいつ、俺らの中で給料ダントツ1位*2。エリートだから今のうちに唾つけといた方がいいよ?」
殺意の波動に目覚めたね、マジで。
表面上はニコニコしてたけど、ちらっと知人を睨みつけ、トイレ直行ですよ、ほんと。
 
自分「何あれ、御前ふざけてんの?」
知人「みんなテンション低いから俺がムードメーカーになってんじゃーん、そう怒るなよー冗談じゃないかー」
 
どう見てもムードぶち壊しです、本当に(ry)
 
 トイレから戻ると俺の席はなかった。
いや正確に言えば俺の席は別の奴が座っていて空いている席が女王様の隣と眼鏡クールの隣しかなかった。
消去法でとりあえず眼鏡クールの隣に座って、俺の席が空くのを待つことにしようしたら―――。
 
眼鏡クール「dvampさん、電話番号教えてくださいよ。減るもんじゃないし」
俺は素で思ったね、何で?と。ってかキミの第一印象は間違っていた様だなと。
自分「えっと、ちょっと待ってね」無視するのもなんなんで番号をコースターにさらさらと書いて手渡した。
眼鏡クール「dvampさん、今時H"ですかー?」
本日2度目の殺意の波動
自分「wilcom同士だと通話し放題なんでね」と表面ニコニコ内面イライラしながら答えてしまう自分。
ちょうどそのタイミングで自分の席から他の奴がどいたので、元の席に戻る。
ふぅ〜やれやれ、やっと戻れたぜって思っていたら、いつの間にか隣に撫子がいた。
 
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
さっきまではいなかったんだ。
しかし、もう一度確認するといつの間にかそこに大和撫子がいたんだ。
な…何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ!
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
 
撫子「dvampさんって仕事が終わったら何をされてるんですか?」
2chとか痛いニュース見て、日本終わったなとか思ってますとも言えず、
自分「専門書読んだり、ネットでニュース見たりしてます」と答えた。ふふふっこれを聞けば「うわっ」と言って引くだろうと思った。
撫子「dvampさんって勉強熱心なんですね」
おや? フラグ立てミスった?
自分「そうでもないような…」苦笑いしつつ答えるしかないっての。ってか人が答えている最中に人の太ももの内側触るのやめなさいっての! これでも太もも太いの気にしてんだから!
眼でがんばって訴えてみたが、超能力は保持されていない様で理解されなかった。
しょうがないので左手*3で払おうとすると相手も負けずと力を込めてきて払えない!
触るなっての!と思いつつ、左手に力を込めてみるが、全く動かない。
周囲からは「何見詰め合ってんのー!」とか囃し立てられるが、そんなちゃちなことじゃねー。
表面上はお互いおくびも出していないが腕に筋が出てくる程力を込めているのが分かる程だ。
左手じゃ払えない、さりとて両手を使えば周囲にばれるという二律背反な状態に嫌気がさし、女王様の隣の席に転進*4した。
結果論から言えば女王様の隣が一番楽だった。
見た目に反して、性格はまともだし、最近のニュースにも詳しいから今の状況に対する議論も出来て一番よかった。
その後の一時間はずっと喋っていたけど、最初から彼女の隣に座れば良かったと後で後悔した。
精神的に疲労したので、一次会で抜けたけど、合コンとは恐ろしいものだ。
合コンレベルの低い自分は参加しちゃいかんなとマジで思ったね。
喰うか喰われるかの殺伐とした雰囲気…マジ恐ろしい。

*1:最近飲み会行ってないってのも影響したけど

*2:院卒は大卒の給料+3万なのである

*3:右手でグラス持ってた

*4:人、それを退却と言う