“儚き華”

 持ち回りGMで行っているキャンペーンのお話。
時間も時間だったので、Skypeを使ってのセッション。
今回はナナがGM、自分とKei、のんちゃん、あやちんがPL。
 参加者PCは前回から継続が祈祷師、戦士、皇子の三人、今回新規なのが舞姫
今回のお話は、辿り着いたとある爺に近隣の村で起こった家畜の被害の調査を依頼される。
依頼者のいう事は聞いておかないとね!と思っていたら、オープニングで皇子だけ1人で戦闘&瀕死の状態から開始。
どう見てもこれは罠です、本当に(ry
このまま故郷から遠く離れた土地で息絶えるのか、僕は……と空を仰ぎ見ていると、近くを偶然通りかかった行商の母子に助けられ、なんとか一命を取り留めるのであった。
南の国の人の優しさとGMであるナナの邪悪さを知った皇子なのであった。
 他の三人のオープニングはそれぞれ情報を得ることで、現状を再確認といった具合に、いい感じに配役が分かれていた。
ミドルでは家畜被害の犯人を狼?と小型の人型生物が分かり調査を続行していく一行。
狼を使役する小鬼が関係しているのか?と思いきや、思いもよらず、村の蔵に匿われていた青年が家畜襲撃の犯人に急浮上!
長の娘に匿われていたこの青年、実は病?の為か夜毎、狼と人との間の半獣半人形態に自分の意思に関わらずなってしまうという。
見た目は大人、頭脳は子供!な皇子には、男女間の機微に疎いので、悪いヤツなら捕まえていいんじゃね?というRPをしてみたけど、ここはうまく周囲のフォロー*1で結果的におさまるところにおさまった結果に。
 残るは襲撃犯である小鬼の退治。また襲撃する際に狭い獣道を使って、挟撃をしかけようと準備をする一行。
準備万端いつでもいらっしゃい!といっていると、オープニングで出会った行商の母子に、小鬼が襲い掛かっているではないか!?

dvamp「このGM、ノリノリで、ド外道であるw」
ナナ「いやぁ、あなたには言われたくないなぁーw」

こちらの選択肢は、2つ。

  1. 母子を見捨てて、あくまでも奇襲&挟撃を選択する。
  2. 母子を庇って正面衝突。

正面衝突すれば、人数と耐久力の差からこちらが負けるのは必至。
周囲も「ここは耐え忍ぶのです」とか「あなたには眼の前の二人の命を救うよりも、国元へ戻りより多くの人を救う役目があるのです」とか言うわけである。ちょっとキミらこれがカオスフレアだったら、フレアもんだよ? その台詞とか思いつつ、悩む事数分、以下の決断を下したのだ。
第三の選択肢として、“皇子だけ母子を庇う為に前に出る! みんなは挟撃をしかける!”*2
結果、皇子は毎ターン、小鬼にフルボッコされつつ、自分のターンで傷薬服用、舞姫もアホ皇子の回復、戦士と祈祷師が挟撃効果をのせた攻撃をするという消耗戦になったものの、辛くも誰一人*3欠けることなく、戦闘を終えることができたのであった。
実はこの選択肢は、キャラ性能から言うとかなりダメダメなものの、結果的にはうまくいっていた面があるのだ。
コマンダーである皇子は、前衛向き能力とはいえ、攻撃も防御もタンクができる程高くないものの、自分から一定距離内に存在する味方に支援効果をのせることができるので、獣道に居る=両脇の味方全員に支援効果を発揮できたのだ。まぁもちろんRP支援でのバフ効果が無ければ死んでいたんですけどねーw
 とりあえず、周囲からはなんちゃってタンクできる程度にはガード高めて欲しいと言われたんで、攻撃寄りから防御寄りに変更しておくかな。とはいえ、本日はまた楽しいセッションが出来たので満足満足。

*1:小鬼に襲われた長の娘を庇ってケガをしたとか色々がんばっていたので

*2:どう考えてもご都合主義的な考え方

*3:もちろん行商の母子も