ゲヘナAn“アルディンのランプと愚者の魂”

ゲヘナAnのプレイレポート。
参加した面子
GM:メガネ
■ロクサーナー/愧拳闘士/獣人(肉食獣)・女/PL:のんちゃん
 狼の牙と爪を持つ獣人。正義を愛し、腐敗を嫌う熱血闘士。
 見た目はどうみても吸血鬼です、本当にありがとうございました!
■ナスリーン/暗殺士+ジャグリラー/堕天使・女/PL:ミク
 サンプルキャラクターそのままのイメージ。神を信じず、この地獄から抜け出す為に自らの力を頼りに生きる堕天使。
■エラーヘフ/神語術師/天使・女/PL:ナナ
 サンプルキャラクターそのままのイメージ。神を信じ、この地獄に神の祝福を齎す為に日夜努力している天使。
■ファルナーズ/炎術師+妖霊使い/銀糸の民・女/PL:Kei
 炎術師のサンプルキャラクターそのままのイメージ。神や運命に否定的で刹那的で退廃的な暮らしを営む無気力系キャラ。
■アーリィ・ジャバール/刀士+暗殺師/堕天使・男/PL:dvamp
 邪眼魂葬士のサンプルキャラクターそのままのイメージ、但し弓を銘刀に持ち替えている。自らの力を高め闘争と支配の力を手にする事を目指す、お前どこの魔王?なキャラ。
 
GMを除き全員、初ゲヘナの為、GMの説明を受けつつキャラクターを作成。
1人*1だけ種族の堕天使という言葉を聴き別世界にトリップしていたのは内緒だ。
 
キャラクターメイキングでの一場面。
dvamp:「できた! 堕天使の銘刀と邪眼と黒炎と妖霊の使い手だ!」
GM:「あっできませんよ、それ。前提能力満たせないんで」
dvamp:「なっなんだってーーーー! 謀ったな、シャア!」
GM:「ちゃんと説明しましたよ?」
Kei:「途中から術技データ見てたから多分聴いてなかったんじゃない?」
 
ってわけで他の4名が既に完成していたので、速攻で作り直し、堕天使の刀士+暗殺師とする…。邪眼と黒炎使いたかったなぁ。
 
所属紫杯連は界螺で、姉妹喧嘩をしている2人を仲裁する自キャラ班、煙草の煙が揺らめく酒場にいるファルナーズ、治安維持の為、自主的に見回りをするロクサーナーの3班に分かれての導入。
 
ナスリーン:「ふん、まだ神等を信じているのか。だからまともな力を発揮できないのだな!」
エラーヘフ:「神を信じない不心得者に言われる筋合はございませんわ。貴女こそ自分が自らの力のみで生きている等勘違いも甚だしくてよ!」
ジャバール:「まぁまぁ2人とも姉妹なんだから、仲良くしないと、ね?」
ナスリーン&エラーヘフ:「お前/貴方はどちらの味方なんだ/ですか!」
ジャバール:「……」
ナスリーン:「もちろん私だよな? 同じ技を学んだ同門の者だしな」
エラーヘフ:「あら、ジャバール様が味方を見誤る事などあるはずがございませんわよね? 私の敵には一切手加減致しませんのよ?」
ジャバール:「……なにこの堕天使姉妹」
エラーヘフ:「あら、私は天使ですわよ?」
ジャバール:「たっ……たすけてGMー」
 
ロクサーナー:「スターズ!」って間違い、間違い「わるいごはいねがー」
一同:「そっちかよ!!」
 
ファルナーズ:「あらそこの優男さん、私と一晩のアバンチュールを楽しませんこと?」とジャバールを誘ってみます。
ジャバール:「俺かYo!」
 
そんなこんなで、界螺の支部に呼び出される一行。
幹部から下された命令は、幻鏡工房での盗難事件の解決。
さっそく工房に移動し、具体的な聞き込み調査を行う一行。
 
無能そうな責任者と有能そうな秘書に早速盗難時の状況を教えてもらう。
ジャバール:重要な事を聴き忘れた。
GM:なんでしょうか?
ジャバール:その秘書さんは美人さんですか?
ジャバール以外:張り手/ビンタします!
 
哀れジャバールの両頬には合計4つの紅葉が出来たのであった。
 
犯人が界螺に所属している炎術師の兄貴分を頼りにこの街に辿り着いたことに加えて、定宿の場所を知る一行。
犯罪者がのんびり宿に滞在しているとは思えないが、手がかりを求めて裏通りにある宿へ移動する事に。
 
宿で給仕係の獣人の女性に話を聞くと、犯人の目的が兄貴分が亡くなる原因となった事件の依頼人への復讐である事が朧気ながら発覚していく。
そこで一旦支部に戻り、当時の事件の事を幹部に確認すると共に当時の依頼人の居場所を聴き出す事に。
 
支部に戻り報告すると共に当時の依頼人の居場所を突き止めた一行は、依頼人の元へ向かい、犯人の襲撃を止めようと試みる。
しかし、正面から交渉するものの既に別の紫杯連の享受者が依頼人の元で護衛役をしており、自宅での待機を断られる。
 
エラーヘフ:私の交渉も効かないとなると厳しいですね*2
ナスリーン:やっちゃう?
ジャバール:それはまずいんじゃないかな。幹部もあまり事を構えるなみたいな事言ってたし。
ロクサーナー:周囲で警戒とかかな?
ファルナーズ:空組と地上組に分かれて周囲で警戒するとかどう? うまく前衛と後衛に分かれられるし。
ジャバール:そうだね、それでいこう。
 
ってことで空中と地上から元依頼人宅を警戒する一行。
 
GM:じゃぁ、みんな感覚で判定してー。
 
うまく判定に成功し、元依頼人宅へ襲撃する前に犯人を捕捉する事に成功し、戦闘開始。
犯人は雑芸術のソードダンスでの直接攻撃と、黒炎術の使い手。それに加えて、ランプから魔神を召喚し、手勢を増やしていた。
しかし、剣で攻撃するも前衛には全く当たらず、当たったと思ったら神語術の援護で身を躱し、GMとしては涙眼である。
頼りの魔神も弱く、ダメージはほぼランプのランダム効果による被害のみとなる。
 
ジャバール:刻みます。牽制、牽制、牽制の3連撃!
ロクサーナー:じゃぁこっちも牽制、牽制の2連撃!
GM:そういうのが一番辛い…。
ナスリーン:こっちは牽制、渾身で。
GM:渾身は避けました。
ナスリーン:うぅ。
 
そんなこんなで、最後まで牽制で削って終了。
犯人はなんとか一命は取り留めたものの、厳しい処罰を受ける事になった。
一行は報酬1200Diと総ランクとフリーポイントをそれぞれ3点獲得したのであった。

*1:dvamp

*2:天使は交渉判定に+1のボーナスが入るので、最も交渉能力が高かった