D&D4th『ミルテシュタイン城の花嫁』を終えて

 PC一同から最初に発した言葉は、“メリケンが萌えを理解しただと(ですって)ー!?”でした(再)。
まぁ前回もそうでしたが、今回もやはり国内のサークルで作成されたシナリオらしく、“やはり、メリケンに萌えの理解はまだ無理だったか(のね)”というところに落ち着いたのであった、大変ひどい話である。
 シナリオは戦闘大目で、演出部分はかなり少な目。でも技能チャンレジを入れてあり、戦闘ゲーになってないので、良いですね。
技能チャレンジの部分はトーキョーN◎VAのリサーチフェイズの様に対戦相手についての情報を入手するもので、D&Dとしては結構珍しいタイプでしょう。
特にその後、準備する暇もなく戦闘になるところといい、D&Dの良さが少な目かな? ただ、公式のものよりも遊び易いと思われ。
自作シナリオではないので、詳細は割愛。
前回に続き、シナリオは公式に比べ、コンパクトにまとまっていて、印刷すればすぐに使えるダンジョンタイルもありかなり良コンテンツな半面、4thのシナリオというよりは3.5eまでのシナリオを4thのシステムに焼き直した感がやはり強いかなと。
特に知能のある敵が降参しないってのが……。まぁ最後の部分でそれを帳消しにしているのかもしれないけど、ここら辺はやはり難しいのかな。
 多分4thってただ戦闘してるだけだと単調になって、余程場面を凝らないと面白い戦闘に成りにくいんだ。こう連続して3eチックな戦闘だと正直言ってたるく感じてしまう。何の為にブレス吐ける種族にしているんじゃーという心の叫びがだね、うむ。DMのKei氏も4thは3eより良いエンカウント作るの大変なんだよと言っていたけど、なんとも…。