D&D4th『ミルテシュタイン城の花嫁』再び

 昨日書いた文章が飛んでいたので再度記載…orz。
 
 前回PLとして遊んだ際に、もったいないなぁと思った部分があったので、自分がDMとなってもったいないなぁと思った部分を変更して遊んできました。
このシナリオ、シナリオ自体は非常に良く出来ています。
それだけに惜しい点も沢山あるのです。
例えば、このシナリオ、名前付きのNPCが沢山出てきます。
加えて、彼らに関する基本的な考えや目的等の設定が非常に充実しているのです。
しかし、シナリオ中ではただの敵としてしか扱われないのが実に勿体無いのです。
シナリオのままだと、前半の情報収集の際に彼らの事情を明らかになっても「うん、このシナリオはNPCについてもよく練られているねぇ」といった程度にしか役に立たないのです。
そこで、前半の情報収集で彼らの事情を得ることで、後半楽になる様に組み変えました。
こうすることで、後半は戦う敵のルート分岐はあるものの、基本戦闘オンリーという基本シナリオの展開を変える事が出来ました。
もちろん、経験者が参加しているので彼らの設定もそのままというわけにはいきませんが、この変更で、情報収集する意味が情報を得た敵と戦う際、戦う敵を選ぶ際に、楽になるといったもの以外の特徴をつけることが出来たと思っています。
また加えて、交渉で共闘する意味を出す為に、基本的に総当たりで行くとPC陣営が不利になる様にしています。
その為、かなり敵の個々のデータを若干変更していたり、敵同志で共闘していたりします。

 結果的に、こちらの想定していた共闘出来るNPCのうち、囮として忍ばせたもの以外と若干分かり難いキャラ以外とはうまく共闘してくれ、戦闘もそう長引くことなく、爽快感のある時間で終えることが出来ました。
 
 参加者の元DM、PL各位からも面白い変更だったと言われ、D&D4thへの個人的な評価はともかくとしてそう言ってもらえただけでもやってよかったのでしょう。