『Made of Honor』プレイレポートの様なものその1

昨日行われたD&D3.5e『Made of Honor』を遊んできたので、プレイレポートの様なものを。
ハンドアウトこちら
セッション会場のセッティング*1を見て、まず『Made of Honor』が砂卓*2だと言う事に気付いた。
そうすると、十中八九は聖騎士と法螺吹き竜騎士で聖女を奪い合う三角関係という事が予想出来、魔術師はフォロー枠となるだろう。
そして、参加者全員が揃い、DMからそれぞれに追加ハンドアウトが配られる。
法螺吹き竜騎士の追加ハンドアウトは以下の通り。

聖女と伯爵の婚約が決まり、キミは大きな空虚感を覚えた。
今まで聖女からの想いを無視してきたが、傍にいなくなると思ってやっと気付いたのだ。
常に傍に居てくれた為に気づかなかったが、聖女を真に愛していると。
今回のセッションのキミの勝利条件は以下の通り。
1p:この恋を諦め、聖女と伯爵の結婚を迎える。
2p:伯爵が登場する前に、聖女に想いを告げ、一緒になる(行動規範を破った)。
3p:伯爵が登場した前に、聖女に想いを告げ、一緒になる(行動規範を守る)。
4p:伯爵が登場した後に、聖女に想いを告げ、一緒になる(行動規範を破った)。
5p:伯爵が登場した後に、聖女に想いを告げ、一緒になる(行動規範を守る)。

セッション終了時、最もポイントの低い人から最もポイントの高い人へケーキを奢るという条件になっていた。
参加者のPT構成は以下の通り。
聖騎士:人間の男性、無敵の聖戦士、騎乗時に最も能力を発揮するチャージャー。正義とか規則とか規律に五月蝿い。
聖女 :人間の女性、無敵の司祭、正義とか規則とか規律に五月蝿い。
魔術師:エルフの女性、統合魔術専門、チャーム・パーソンなど握っている呪文が腹黒い。
法螺吹き竜騎士:人間の男性、無敵の聖戦士、ドラゴンライダー、腹心の青銅竜がいるが今はお産の為、近くにいない。
 
 セッションは、聖騎士&聖女&法螺吹き竜騎士&魔術師が教会で談笑しているところから始まった。
ここで告白しては3pしかもらえない為、婚約を祝う言葉などをかける程度に止め、聖騎士に鞘当て。
正反対の性格なので、口喧嘩をする二人を魔術師と聖女が諌め、結婚した後、大丈夫かしらみたいな感じでシーンエンド。
 
 次は聖女に伯爵から婚礼の準備の為に、清めの儀式をする為に神殿に籠る様に言われる場面。
色々と抗議するものの、圧倒的な教会と伯爵関係者の〈交渉〉の出目に籠る事に。
 
 聖女がいなくなった為、探すことなる場面。
もちろん情報収集能力のない聖騎士と竜騎士は魔術師に《センディング》で場所を教えてもらい、いざ鎌倉と行ってみると、神殿の前にいるのは伯爵の私兵。
あんまり友好的ではない態度に高い魅力で強引に交渉を試みるものの…ダイス目に恵まれず「お前の渾名は知っているぞ? そんな法螺など俺が騙されるものか」と完全に無視。
一方聖騎士は「どうぞどうぞ」と何もせずとも侵入OK。
竜騎士「酷いよ、マスター!(笑)」と言いつつ、地団太踏んで悔しがる竜騎士を慰める魔術師。
つまりこれは、圧倒的に強力な聖騎士に対して、魔術師の助力で勝てということですね、分かります!
 
 無事神殿内に侵入出来た聖騎士は伯爵と聖女を交えて、談笑。
登場出来ないからって悔しくないからね! びくんびくん。
談笑の傍らで、聖騎士がディテクトイーブルを行うと反応する伯爵。
悪即斬ですね、分かります。
と思っていたがさすがにその場で悪即斬はせず、その場を辞する聖騎士。
 
 さて、今後どうしたものかと魔術師と相談していると、実は婚礼の儀の際に花婿の実力を示す催しがあり、それになら誰でも参加できるとのこと。
舞踏会、歌唱、力自慢と数々のイベントを越え、最後は槍試合で決着をつける事に。
実力が格段に違う為、聖騎士、竜騎士、伯爵、魔術師の4人が最後に残り、聖騎士vs魔術師、竜騎士vs伯爵でまずは争う。
 
 聖騎士vs魔術師。
こちらは魔術師が棄権し、順当に聖騎士の勝利。
 
 次に竜騎士vs伯爵。
魔法の武具禁止にも関わらず、魔法の武具を装備する伯爵。
一同「ずりー&ずるーい」
DM「花婿特権です(きりっ)」
魔術師から祝福を受ける竜騎士と花嫁である聖女から祝福を受ける伯爵。
一同「それ《ブレス》じゃないよね?」
聖女「そんなことしませんよ!」
という場面があったものの観客からのブーイングもあり、こちらには命中判定-2という結構大きいペナが。
竜騎士「ひどいよ、マスター(笑)」
とそんな状況だったものの、悪が栄えたためしなしとダイス目に恵まれないDM相手に、楽に勝利を得る。
しかし、観客からは大ブーイング(笑)。
 
 最終戦、聖騎士vs竜騎士
観客からの大ブーイングの為に、こちらには命中判定-4というかなり大きいペナがががが。
戦闘前に勝っても負けてもお互いに悔いは残さない様にしようと言って、始まった槍試合、それは起こった。
竜騎士「おしい、ペナのせいで当たらん…」
聖騎士「クリティカル! 《ライノズ・ラッシュ》からの《猛突撃》だから」
竜騎士「ちょっとマテ」
聖騎士「ダメージは(ころころ)105点(笑)」
竜騎士「だから、ちょっとマテと」
DM「いいから、ダメージ処理して(笑)」
竜騎士「PKかYo! アリエナイYo! 酷いよ、マスター! あっでも生きて―――」
聖騎士「大規模ダメージだよ」
竜騎士「はいはい、そう簡単に(ころころ)ーーーー。あれ? ……死にました(笑)」
一同「ちょ(笑)」
魔術師「《ディレイ・デス》はないの?」
DM「即死効果には効果ないよ」
聖女「こんなこともあろうかと《トゥルー・リザレクション》が!」
一同「あなたは何を想定していたんだ(笑)」
聖女が死の淵より竜騎士を呼び戻す為に、《トゥルー・リザレクション》を唱えようとすると、それを槍で制して止める聖騎士。
聖女「貴方という人は堕落してしまったのですか!? 例え、決まりと言えども貴方の妻になるくらいなら私は――ー」
聖騎士「(それを手で遮って)その必要はない」と言って兜を取り、自分が女性であることを宣言します。
一同「えぇーーーーー!?」
 
長くなったので、続きは後日。

*1:卓を囲む様に座るのではなく、横一列に座る

*2:砂を吐く程甘い話