2012

 イングロリアス・バスターズの口直し(眼直し?)に見たのがこっち。
地上が崩壊していく中、強運と行動力と家族愛で圧倒的不利な状況を主人公たちが打開していくもの。
こういうパニックものは、家族愛などの愛への賛歌が惜しまれないものだが、随所に皮肉(人の命より美術品や動物、奴隷酷使等)がぴりりときいている。
ストーリーの流れも役目を終えた役者が1人また1人と舞台を降りていく様は、まるでB級ホラー。
地上の大破壊スペクタクルを楽しむ為にも自宅ではなく、映画館で見てよかったと思える作品だった。