時をかける少女とゲド戦記

 先日、ネットで大反響(色々な意味で)の『ゲド戦記』と『時をかける少女』を見てきました。
特に『時をかける少女』は公開している映画館が少ないという話だったので、地元でも公開するようになり、大変助かりました!

時をかける少女

 原作は見た事ないのですが、内田有紀が出演していたテレビ版しか知らず、それも既に記憶の彼方にいっており、見てみたいと思ったのも、ネットで色々と評判を聞いて、“どんなのだろう?”と興味を持ったためです。
そういう前提で、見た人間からすると。
これは、非常に良い作品だなーと感じました。
具体的に言うとDVDで手元に映像をおいておきたくなるほど。(あとそう思ったのは、ロード・オブ・ザ・リングの三部作ともののけ姫のみ)
多分解釈とかも原作と違うんでしょうが(携帯とか出てたし)、そこもまたいい感じでした。
というかですね、主人公がいい意味で“バカ”なんですよ、突き抜けていくくらい。
小気味よく動いているといか、積極的というか、それによって、すごく想いに共感する部分とかあると思うんですよね。
とりあえず、ネットでいい評判が出ているのも納得のオススメの作品でした。
機会を作ってもう一度見に行きたいですね。


ゲド戦記

 これまた原作は見た事ないのですが、ネットの色々な評判(殆どは酷評)を聞いて、“どんなのだろう? おらわくわくしてきたぞ!”といった感じで見てきました。
見た感想としては、ネットで酷評されている程酷いとは感じなかったです。
ただネットの酷評を知らずに行くとかなり期待外れかもしれません。
普通はCMを見ていると思うので、あの時点で大抵の人は気づくのかもしれませんが…。
設定の分かりにくさやヒロインの声優がダメ過ぎ(そして、どちらも監督はべた惚れ)な部分は『ハウルの動く城』と遜色ないし、『ハウルの動く城』が普通に見れれば、『ゲド戦記』も見れるんじゃないでしょうか。
ただ、話の流れの持っていきかた(説明)はやはりお父さんの方がうまいと思います。
特にアレンの部分。アレンって主人公だと思うんだけど、なんでもっとアレンを描かないのかな?と疑問でしたね。