ハンドアウトとの相性問題(システムやセッションタイプの問題ではなく、PL次第)

 ハンドアウトに書いてある事を無視する人はどのシステムでも、ハンドアウトに書いてある事と逆の事をする人はどのシステムでも、ハンドアウトに書いてある事を念頭に行動する人はどのシステムでも同じ事をするのだ。
それはゲームシステム、ハンドアウトがルールに記載されていないD&D3.5eやゲヘナハンドアウトがルールに記載されているアルシャードとか関係ない。そのプレイヤーの性格次第なんだ。

 ハンドアウトを無視するプレイヤーの例
遺跡から復活したゴーレムによって、街が廃墟と化した情報を提示するものの「その情報はキャラクター知らないしなぁ」といって、魔法攻撃化するスキルを取らずに冒険⇒パーティー半壊⇒「GM、バランス悪いよ!」*1
 
 ハンドアウトと逆の事をするプレイヤーの例
炎の魔剣を守護する炎の魔犬を退治する依頼が出ている情報を提示するものの「私は騙されませんよ」といって、炎属性特化のスキルを取って冒険開始⇒パーティー半壊⇒「GM、バランス悪いよ!」*2

 ハンドアウトに従って行動するプレイヤーの例
ゴブリン軍の侵攻から街を護るキャンペーンです、PT全体の機動力と不要な敵との戦闘回避に使う交渉能力が重要ですという情報を提示すると「まぁこの程度は嗜みとして」といって、ゴブリン語の取得から<交渉>を高めて冒険開始⇒障害を少ない損耗で回避⇒無事冒険成功
1つ目がアリアンロッド、2つ目がアルシャード、3つ目がD&D3.5eである。
近辺のコンベンションでの出来事ではあるものの、ハンドアウトとの相性ってシステムや遊び方よりもPLの性格次第じゃないかと感じるのは私だけだろうか。

*1:アリアンロッドではゴーレムは魔法防御が0なので、物理攻撃を魔法攻撃化するスキルの有無で戦闘の難易度が大きく変化するのだ

*2:アルシャードでは炎属性を所持しているものは対抗属性の氷属性の攻撃に対して、ダメージが上がる。その為、対抗属性の有無で(ry)