ダメで思考停止する前に

んじゃあ、4eって、ダメなの?
そのへんについては以下次号。
4th Cage Blog: 新春企画−−いしかわは4eをどう思ってるのか?(1)

 と書いてありますので、次のエントリーではべた褒めが始まるのでしょうが、各論としては結構うんうんと頷けるものですね。
 総論としては、“3.5e全部”と“4thの一部”を比較しても仕方がないかなと。
また、IRCでも話題にあがったんですが、今回の版上げはD&D3eの問題点をなくしたD&D3.5eの様なシステムやデータを大きく買えずにバランス調整を行ったものではなく、六門1stから六門2nd、ゲヘナからゲヘナAn、SWからSW2.0の様にシステムやデータをほとんど廃棄して名前だけ借りた新たなシステムを作る様な版上げだったってことですね。
 問題点をなくした版上げはALSからALF、DXからDX2nd、CFからCFSC、NWからNW2nd、BoAからBoA2nd、BoA2ndからBoA3rd、N◎VAの様にF.E.A.R.製のシステムでは数多く見られます。
 問題点をなくした版上げを行ったD&Dが欲しいのならば、システム名称は大人の事情で異なりますが、Pathfinderを遊ぶという手もありますので、遊び手がどちらがよいかを選択すればよいのではないかなぁと思います。
 日本製のシステムでは、問題点をなくした版上げか、名前だけ借りた新たなシステムを作る様な版上げのどちらも作り手側から提供されて、どちらかを遊ぶかを遊び手が選択する事なんて出来ないのですから、これを良い機会と思ってみるのもいいんではないでしょうか。
もちろんD&D4thにも良い点がありますので、ハウスルールを採用する事を躊躇しないのでしたら、好みのシステムになる様に改変するというのも手かと。
うちの様に、PathfinderにD&D4thで採用された一部のルールを組み込むという事も可能ですし。
この部分は遊び手に委ねられているのではないかなぁ。